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NKディナモ・ザグレブ


GNKディナモ・ザグレブ
原語表記 Građanski nogometni klub Dinamo Zagreb
愛称 Modri (The Blues)
Purgeri (The Citizens)
クラブカラー
創設年 1945年
所属リーグ HNL
所属ディビジョン 1.HNL
ホームタウン ザグレブ
ホームスタジアム スタディオン・マクシミール
収容人数 35,123[1]
代表者 ミルコ・バリシッチ
監督 ゾラン・マミッチ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ

グラジャンスキ・ノゴメトニ・クルブ・ディナモ・ザグレブクロアチア語: Građanski nogometni klub Dinamo Zagreb[2][3][4] は、クロアチア共和国の首都ザグレブを本拠地とするサッカークラブである。略字表記は「DZG」

ユーゴスラビア時代からクロアチアを代表する強豪クラブのひとつであり、ユーゴスラビアリーグでは4回の優勝をしていた。1992年にユーゴスラビアからクロアチアが分離し独立してからはクロアチアリーグの最強豪チームとなった。

日本人の獲得に熱心であり、過去には佐藤寿人家長昭博に接触している他、三浦知良を獲得したこともある。[5]

目次

歴史


第二次世界大戦後、ユーゴスラビア共産党の指導によってそれまでザグレブに存在したHAŠK(1903年創設)やグラジャンスキー(1911年創設)といったクラブは解散させられ、1945年6月9日にディナモが創設された。創設当初の選手は主に元HAŠK、グラジャンスキーの選手から構成されていた。

連邦国家時代にはレッドスターパルチザンなどの連邦の中心であるセルビアに本拠を置く強豪の対抗馬として、同じくクロアチアに本拠を置いたハイデュク・スプリトなどとともにクロアチア国民に支持された強豪であった[6]

クロアチアの独立後は初代大統領フラニョ・トゥジマンによって税制の優遇を受け、ライバルであるハイデュクを大きく経済面で上回る国内での一強状態を築き上げた[7]。クラブ名は1991年にHAŠKグラジャンスキー、1992年にクロアチア・ザグレブへと改名された。一連の改名はトゥジマンの意向が働いたものであったとされるが、サポーター達はこれらの新しいクラブ名を拒絶した。そしてトゥジマンの死後、クラブは2001年に再度ディナモ・ザグレブに改名された。

トゥジマンの影響力が消えるとともに税制の優遇は排除され、以前の様な経済力は無くなったが[8]、近年はクロアチア国内から獲得した若手有望選手を育てて売ることで多額の収益を挙げている。2000年代後半だけでもFWエドゥアルド・ダ・シルヴァ(移籍金750万ポンド、アーセナル[9])、DFヴェドラン・チョルルカ(移籍金800万ポンド、マンチェスター・シティ[10])、FWイヴィツァ・オリッチ(移籍金500万ユーロ、PFC CSKAモスクワへ)、MFルカ・モドリッチ(移籍金1650万ポンド、トッテナム[11] )、DFデヤン・ロヴレン(移籍金1000万ユーロ、リヨン[12])、MFマリオ・マンジュキッチ(移籍金800万ユーロ、ヴォルフスブルク[13])などの放出で収益をあげている。

ホームスタジアムはスタディオン・マクシミール。戦前のユーゴスラビアリーグにおいて、前述のHAŠKやグラジャンスキーなどの強豪がダービーマッチを行ったこのスタジアムは旧来より「クロアチアサッカーの聖地」とされ、独立後はトゥジマンの意向により大規模な拡張工事が行われた[14]。ゴール裏には熱狂的なサポーター集団バッド・ブルー・ボーイズが陣取り、クロアチア紛争のきっかけとも言われる1990年の暴動を始めとして度々騒ぎを起こし、悪名を広めている[15]。2010年にはリーグ優勝したにも関わらずクラブに不満を持ったサポーターが暴動を起こすという異例の事態も起こった[16]

クラブ名の変遷

タイトル


国内タイトル

国際タイトル

過去の成績


シーズン ディビジョン カップ 欧州カップ
リーグ 順位
2000-01 1.HNL 32 19 8 5 70 36 65 2位 優勝 UEFAカップ 2回戦敗退
2001-02 1.HNL 30 18 5 7 58 30 59 3位 優勝 UEFAカップ 1回戦敗退
2002-03 1.HNL 32 25 3 4 76 27 78 1位 2回戦敗退 UEFAカップ 2回戦敗退
2003-04 1.HNL 32 23 7 2 77 25 76 2位 優勝 チャンピオンズリーグ 予選3回戦敗退
UEFAカップ 2回戦敗退
2004-05 1.HNL 32 12 11 9 55 37 47 7位 準々決勝敗退 UEFAカップ グループステージ敗退
2005-06 1.HNL 32 24 4 4 78 21 76 1位 2回戦敗退
2006-07 1.HNL 33 30 2 1 84 22 92 1位 優勝 チャンピオンズリーグ 予選3回戦敗退
UEFAカップ 1回戦敗退
2007-08 1.HNL 33 26 4 3 91 34 82 1位 優勝 チャンピオンズリーグ 予選3回戦敗退
UEFAカップ グループステージ敗退
2008-09 1.HNL 33 23 5 5 71 26 74 1位 優勝 チャンピオンズリーグ 予選3回戦敗退
UEFAカップ グループステージ敗退
2009-10 1.HNL 30 18 8 4 70 20 62 1位 準決勝敗退 チャンピオンズリーグ 予選3回戦敗退
ヨーロッパリーグ グループステージ敗退
2010-11 1.HNL 30 22 6 2 52 12 72 1位 優勝 チャンピオンズリーグ 予選3回戦敗退
ヨーロッパリーグ グループステージ敗退
2011-12 1.HNL 30 23 6 1 73 11 75 1位 優勝 チャンピオンズリーグ グループステージ敗退
2012-13 1.HNL 33 24 5 4 68 20 77 1位 2回戦敗退 チャンピオンズリーグ グループステージ敗退
2013-14 1.HNL 36 26 6 4 83 26 84 1位 準優勝 チャンピオンズリーグ プレーオフ敗退
ヨーロッパリーグ グループステージ敗退
2014-15 1.HNL 36 26 10 0 85 21 88 1位 優勝 チャンピオンズリーグ 予選3回戦敗退
ヨーロッパリーグ グループステージ敗退
2015-16 1.HNL 36 26 7 3 67 19 85 1位 優勝 チャンピオンズリーグ グループステージ敗退
2016-17 1.HNL 36 27 5 4 68 24 86 2位 準優勝 チャンピオンズリーグ グループステージ敗退
2017-18 1.HNL 36 22 7 7 68 34 73 1位 優勝 ヨーロッパリーグ プレーオフ敗退
2018-19 1.HNL 36 29 5 2 74 20 92 1位 準優勝 チャンピオンズリーグ プレーオフ敗退
ヨーロッパリーグ ベスト16
2019-20 1.HNL 36 25 5 6 62 20 80 1位 準々決勝敗退 チャンピオンズリーグ グループステージ敗退
2020-21 1.HNL 36 チャンピオンズリーグ 予選3回戦敗退
ヨーロッパリーグ ラウンド16

現所属選手


2019-20シーズン 基本フォーメーション
2020年2月10日現在
No. Pos. 選手名
1 GK ダニイェル・ザゴラツ
2 DF サデグ・モハラミ
4 DF ステファン・ミリッチ
5 MF アリヤン・アデミ
7 FW アントニオ・マリン
8 FW イゼト・ハイロヴィッチ
9 FW コムネン・アンドリッチ
10 MF ロヴロ・マイェル
11 FW マリオ・ガヴラノヴィッチ
14 MF アメル・ゴヤク
17 MF ルカ・イヴァヌシェツ
18 DF ダムヤン・ダニチッチ
19 DF ジャック・フランソワ・ムバンジェ
20 FW リリム・カストラティ
21 FW ブルーノ・ペトコヴィッチ
22 DF マリン・レオヴァツ
23 MF ルカ・メナロ
No. Pos. 選手名
25 FW マリオ・チュジェ
26 MF ロビー・バートン
27 MF ニコラ・モロ
28 DF ケヴィン・テオフィル=カテリーヌ
30 DF ペタル・ストヤノヴィッチ
32 DF ヨシェコ・グヴァルディオル
33 GK レナト・ヨシポヴィッチ
36 MF マルコ・ジラ
38 MF バルトル・フラニッチ
39 MF ロベルト・ミシュコヴィッチ
40 GK ドミニク・リヴァコヴィッチ
55 DF ディノ・ペリッチ
66 DF エミル・ディラヴェル
77 FW サンドロ・クレノヴィッチ
99 FW ミスラヴ・オルシッチ
-- FW マティアス・ゴドイ
監督

ローン移籍

in
No. Pos. 選手名
out
No. Pos. 選手名
No. Pos. 選手名

歴代監督


歴代所属選手


GK

DF

MF

FW

脚注


  1. ^ Stadion Maksimir ”. GNK Dinamo Zagreb. 2017年7月26日閲覧。
  2. ^ Članovi sportskog savez grada Zagreba ” [Members of the Sports Association of Zagreb] (Croatian). Sportski savez Grada Zagreba. 2014年11月12日閲覧。
  3. ^ “NK Dinamo ponovo promijenio ime [NK Dinamo changed its name again]” (Croatian). ZGportal Zagreb. (2011年4月13日). http://www.zgportal.com/aktualno/vijesti/arhiva/2011/nk-dinamo-ponovo-promijenio-ime/ 2014年11月12日閲覧。 
  4. ^ “Dinamo od danas ima novo ime - Građanski nogometni klub Dinamo [Dinamo from today has a new name - Citizens' Football Club Dinamo]” (Croatian). Metro Portal. (2011年4月12日). http://metro-portal.hr/dinamo-od-danas-ima-novo-ime-gradjanski-nogometni-klub-dinamo/57651/ 2014年11月12日閲覧。 
  5. ^ [元日本代表・C大阪家長をザグレブが調査 今季も広島FW佐藤寿人(28)に打診をしていた[ 2010年11月22日9時57分 ] (日刊スポーツ)]
  6. ^ 柴、宇都宮、p.322
  7. ^ 宇都宮、p.232
  8. ^ 宇都宮、p.233
  9. ^ “Arsenal snap up striker da Silva” . BBC Sport Online. (2007年7月2日). http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/teams/a/arsenal/6260864.stm 2010年9月5日閲覧。 
  10. ^ Graeme Bailey (2007年8月2日). “City land Croatian stopper” . Sky Sports. http://www.skysports.com/story/0,19528,11095_2636990,00.html 2010年9月5日閲覧。 
  11. ^ “Spurs equal record fee for Modric” . BBC Sport. (2008年4月29日). http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/teams/t/tottenham_hotspur/7373163.stm 2010年9月5日閲覧。 
  12. ^ “Dejan Lovren nach Lyon” . transfermarkt.de. (2010年6月13日). http://www.transfermarkt.de/de/lovren-nach-lyon/news/anzeigen_34756.html 2010年9月5日閲覧。 
  13. ^ クロアチア代表マンズキッチ、ヴォルフスブルク移籍 Livedoor 2010年7月17日付記事
  14. ^ 宇都宮、p.224-225
  15. ^ Points Deduction For Dinamo Zagreb In Europa League Goal.com 2009年10月30日付記事
  16. ^ 誰も祝わぬディナモのリーグ優勝/サポーターは大暴動、監督はブチ切れ会見 長束恭行 クロアチア・サッカーニュース 2010年5月3日

参考文献


外部リンク











カテゴリ: NKディナモ・ザグレブ | クロアチアのサッカークラブ | ユーゴスラビアのサッカークラブ | ザグレブのサッカークラブ




データム: 14.03.2021 10:15:50 CET

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