ホテル


ホテル: hotel;[ˌhˈtɛl]: hôtel[注釈 1])とは、をしている人や観光客に宿泊、食事、その他のサービスを提供する施設[注釈 2]

目次

概説


もともと旅人に寝る場所や食事などを提供していた施設である。英語のhotelは古フランス語の「hostel」から来ており[注釈 2]、このhostelの語源は中世ラテン語の「hospitale ホスピターレ」であり(あるいはhospitaliaであり)、(カトリックの巡礼の旅の途中の人々をもてなし、眠るためのベッドを提供するための)「(無償の)もてなし施設、宿」という意味。日本語では通常カタカナで「ホテル」と表記するが、あえて翻訳して、訳語を探して漢字で表現すると、結局のところ「宿」といった程度の表現に落ち着く。(日本であえて「ホテル」と言うときは、結局(日本風の旅館などではなく)「ヨーロッパやアメリカ風の様式や利用方式の宿」ということである。)

なお、ホテルは宿泊施設の一種で、1日から数日、あるいは1週間程度までの短期間の宿泊を想定して発展してきた宿泊施設である。類似する機能を持つ宿泊施設としてはユースホステルペンションベッド・アンド・ブレックファスト(B&B)民宿などがある。数週間~数ヶ月など長期滞在するような施設とは通常は区別される傾向がある[注釈 3]朝食を提供する機能を有しているものが多いが、食事無しの「素泊まり」のタイプもある。

分類・種類(海外)


ホテルの分類に関して明確な区分があるわけではなく、国ごとに異なり、またまた各運営事業者はそれぞれ自社のホテル群を自社流に分類している。

ヨーロッパ

フランスでは国がホテルを格付けし分類されている。「1つ星」から「5つ星」まである[1]

長年に渡り、ヨーロッパの中のひとつひとつの国ごとに、格付けの基準や星の数のつけかたが異なっていたが、2009年にHotelstars Unionが設立され、国ごとの選定基準の相違点を調整・統一化することが行われるようになってきている[2]

フランスギド・ミシュランもホテルの格付けを行っている。

シャトー・ホテル / マナー・ハウス

ヨーロッパなどに多い、中世の古城や貴族の邸宅などを改造したホテル[3]。特に大きい規模のものをシャトー・ホテルという[3]

洞窟ホテル

洞窟ホテルとは、自然の洞窟を利用して作られたホテルであり、地下に部屋が存在するものである。スペイントルコオーストラリアに建設されている。

アイスホテル

アイスホテルとは湖などから切り出した氷や雪によって作られたホテルである。スウェーデンノルウェーなどの北欧諸国やカナダなどで、冬季の寒さを利用して建設される。春になると溶けてしまうので基本的に冬季限定であり、毎年再建される。どのような施設が作られるかはそのホテルによるが、観光客向けのホテルであり、様々な趣向が凝らされる。

アメリカ

アメリカでは、「メトロポリタン・ホテル(大都市立地ホテル)」「ダウンタウン・ホテル(市街地立地ホテル)」、「コンベンション・ホテル(会議用ホテル)」、「コマーシャル・ホテル(商用)」といった分類がされている[4]。他にも「モーテル」「カジノ・ホテル」などといった分類も。 [注釈 4]

モーテル

国土が広くて早くからモータリゼーションが進んだアメリカ合衆国ではモーテルが非常に普及している。 Motelの元々の意味は「自動車で旅をする人のためのホテル」であり、「Motor Lodge モーターロッジ」「Motor Inn モーターイン」などともいう。アメリカのモーテルはほとんどが高速道路フリーウェイ)の出入り口周辺の町の郊外に立地しており、かなり小さな町にまで存在することも多く、地域の社会インフラの一つとなっている。セルフサービスを基本としたホテルであり、セルフサービスでの荷物の運搬を楽にするため、宿泊棟のすぐ目の前に駐車場があり、自分で車を止めた場所から短い距離で客室にアクセスできる構造になっているのが特徴である。アメリカでは、平均的な料金が一部屋で一泊40ドルから50ドル前後と比較的手ごろで、予約なしで利用できる(ただし、一部観光地などのハイシーズンを除く)ので、非常にポピュラーな宿泊施設として定着しており、客層も、たとえば移動中のビジネスマン、旅行中の家族連れ、男女のカップルなどと、さまざまである。食品の持ち込みも自由。大手チェーンのモーテルではWi-Fi完備も増えている。

カジノ・ホテル

カジノ・ホテル英語版とは、カジノを含むホテルのこと。

ブティックホテル

アメリカでは最近、「ブティックホテル」に分類されるホテルもある。デザイン・コンセプトを明らかにして工夫を凝らし設計させた個性的でモダンな設計・内装・外観を有するホテル[3] である。(日本でいう「デザイナーズホテル」に相当する。)

なお参考までに、ホテルというよりも、むしろ「ホテルとアパートメントの中間形態」のものとしてだが、「サービスアパートメント」というものも普及しており、ハワイなどに多く、生活用のキッチンなどの諸設備のあるアパートメント形式の宿泊施設である[3]。広い部屋に大型冷蔵庫やキッチンなどの自炊設備があり、家族やグループの長期滞在に適しているもの。

分類・種類(日本)


日本では「#ビジネスホテル」「#シティホテル」「観光ホテル」「リゾートホテル」「カプセルホテル」「ラブホテル」などの用語で分類がされることが多い。

ビジネスホテル

日本でいうビジネスホテルとは、ターミナル駅前や都市の繁華街など交通の要所にある、宿泊機能に重点を置いたホテル。シティホテルよりも客室は狭くサービスが簡素化され、そのかわりに低料金なのが特徴。シングルの客室(1人用)が中心となる。かつてはビジネスでの利用が主流であったが、近年の大手チェーンのビジネスホテルは、低料金の上、サービスも充実し、観光等での利用も増えている[5]。日本におけるビジネスホテルは、1920年9月12日に、京都にて1名1室形態の個室旅館を法華クラブが創業したことに始まる。

シティホテル

日本で言うシティホテルとは都市中心部や駅周辺に立地するホテル[4]。また、ウォーターフロントやシティビューなど客室からの景観を重視したホテルも多い。必ずしもターミナル駅からの距離を重視しているわけではない。フィットネスジムやスパ、エステ、複数のレストラン、バーなどの館内施設やルームサービスなどが充実しているのが特徴で、宿泊料金も比較的高額[6]。また、結婚式場や大規模な宴会場を備えたホテルもある。シングルの客室は少数、または設定されていないことが一般的で、ツインルームやダブルルームがメインである(「city hotel」の語は、一応1794年ニューヨークに出来たシティ・ホテル(74室)で最初に使われ、以降、各地に普及したものの、近年の米国ではあまり使われていない)。日本では都市の中心部などに立地するホテルが「シティホテル」と分類されるようになった。土地代が高い場所なので高層化する傾向がある。多機能なものが多く、宴会場や料飲施設(レストラン、ラウンジ、バー)などを併設する規模の大きいホテルの呼称となっている[4]。全国規模の業界団体として、1903年創立の一般社団法人日本ホテル協会と1971年設立の一般社団法人全日本シティホテル連盟があり、前者は(構造上の)シティホテルおよび同等の設備を持った都市型リゾートホテルのみが正会員であるため、ビジネスホテルとの判別の目安となる。近年では、ヒルトンシェラトンハイアットなどの欧米のラグジュアリーホテルの日本(特に東京)進出が盛んである。

観光ホテル・リゾートホテル

観光ホテルは、景勝地温泉地史跡スキー場ビーチ高原山岳地帯などの観光地・リゾート地に立地する遊覧や保養を目的とする観光客のためのホテル[7][8]。観光客向けにプールやプライベートビーチ、テニスコート、カジノなど多くの付帯施設を持つものもある[4]。一方では、ゆっくりとくつろぐことに主眼を置いた、ハウスホテルやヴィラ様式の施設も多い。

カプセルホテル

カプセル状の簡易ベッドが提供される宿泊施設。日本独自の形態のホテルである[9]。旅館業法ではホテル営業ではなく簡易宿所営業になる。ほとんどは、ビジネスホテル同様、都市の繁華街に立地する。施設としては単独のものの他、サウナ店に併設されるケースも多く、大部屋の中にカプセルが積み重ねられた形態が多い。ビジネスホテルと比べて比較的安価で宿泊できるのも特徴である。

ラブホテル

基本的にはカップルでの利用を想定しているホテルで、性交目的に利用されると想定しており、宿泊だけでなく2時間(~3時間)程度の短時間の利用(「休憩」)も想定しているものである。他の客や従業員にできるだけ会わずに入室できる工夫がしてあり、客室内の調度品なども一般的なホテルとは異なる。略称「ラブホ」。「ファッションホテル」「カップルズホテル」「ハッピーホテル」「アミューズメントホテル」「レジャーホテル」「モーテル」「ブティックホテル」などとも呼ばれ、和風の呼び方では「連れ込み宿」「同伴旅館」などとも呼ばれる。日本特有の形態のホテルである[注釈 5]。自動車で向かうラブホテルは高速道路のインターチェンジ周辺や幹線道路沿いに立地しており、そうでない場合は歓楽街繁華街の駅近隣の特定地に密集して立地していることが多い。法的には風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(略称・風営法)の適用を受ける。

デザイナーズホテル

アメリカにおける「ブティックホテル」の日本での呼称。デザイン・コンセプトを明らかにして、工夫を凝らし設計させた個性的でモダンな設計・内装・外観を有するホテル[3]。日本では、当初は「デザイナーズホテル」とばれていたが、最近では米国流に「ブティックホテル」と呼ぶこともある。

ホテルの客室


客室の形態

なお、コテージ(ヴィラ)は、近年、リゾートなどでみられる客室ごとに一戸建てにした施設[10]。フロントやレストランなども別棟となっていることが多い[10]

客室ドアのロック方式

オートロックは客室ドアの施錠システムの一種で、部屋(内側)からは自由に開けられるが、外側は解錠しなければドアノブが固定されて開けられないという仕組みが大半であり、外出時に施錠する必要がない。

多くのホテルではメタルキーまたはカードキーを採用している。もともとは金属製の鍵ばかりだったが、プラスチック製のカードの形状の「カードキー」を使用するホテルが増えている[11]。また2010年代後半より、スマートフォンをキー代わりにする「スマホキー(デジタルキー、スマートキーとも)」も一部で普及しつつある[12]

客室内の設備

アメニティグッズ

ホテルには客室内の洗面台(ユニットバス内など)付近に、個別包装されたコットンや耳綿棒化粧水・T字剃刀歯ブラシなどのアメニティグッズが、また客室の宿泊約款ファイル内にはホテルの封筒便箋絵葉書が備わっていることが多い。

バスルーム(バスタブとトイレ)

ヨーロッパや米国の中程度以上のランクのホテルでは、客室には、バスルームが設置されている。トイレ、洗面台、バスタブを同室内に設するユニットバスが主流であり、3点ユニットと呼ぶ。格安ホテルでは、バスタブが無くシャワーとトイレのみというものも多い。

日本のビジネスホテルなどでは、バスルームは、部屋とバスタブと洋式トイレとがすべて一体になった形式が多い(ユニットバス)。

客室からの眺望

客室にいる間は、客室からの眺望(景色)によっても気分が変わるので、眺望を重視して選ぶ人もいる。経営者側は眺望も付加価値のひとつとして考慮することになる。海に面している部屋は「オーシャンビュー」、山に面している部屋は「マウンテンビュー」、庭に面している部屋は「ガーデンビュー」、市街地(夜景など)を一望できる部屋は「シティビュー」という[10]

客室へのサービス提供

客室への飲食物の持ち込み

客室への飲食物の持ち込みについては、本来は衛生管理等の理由から「ホテル内の売店で購入したものやルームサービス・ミニバーなどを除いては原則禁止」であるが、実際には部屋の中に空の冷蔵庫が置かれるなど、持ち込みを事実上容認するところが多い[16]。ただし、持ち込みOKだが手数料を支払う必要のあるホテルもあるため、詳細はホテル毎に確認することが推奨される[17]出前デリバリー)の利用も通常は禁止だが、2020年以降、新型コロナウイルス感染症の流行の影響から館内の飲食店が営業休止するホテルも多いため、外部のデリバリー業者と提携して利用を公式に認めるところもある[16]

ホテルの(客室外の)設備


料金支払いと関連サービス


宿泊方法


予約

当日満室で宿泊できない事態を回避するため、宿泊予定が決まっていれば、事前に予約するのが望ましく、また一般的である。

チェックイン

時刻
通常は13時から16時ごろに受付が開始される。アーリーチェックインは宿泊施設規定のチェックイン開始時間よりも早くチェックインを行うもので、原則追加料金の支払いが必要。
宿泊当日は、フロントで氏名・住所・電話番号などを記入し、必要に応じてパスポートなど身分証明書を提出する。
ホテルは「前払い」方式のものと「後払い」方式のものがある。
ルームキー
部屋のを受け取り、その部屋に行くことになる。以後、部屋から外に出るときは、通常はフロントに鍵を預けるが、磁気カード式のホテルにおいては持ち出し自由の場合もある。またカード式の場合、宿泊の記念としてチェックアウトの際に、カードを持ち帰ることが出来るホテルも存在する。一部のホテルでは、客室入口の照明スイッチ脇にある差し込み口にルームキー(キーホルダータイプ・カードキータイプ問わず)を差さないと照明やテレビ・空調機器などが作動しないホテルがある。
クイックチェックイン
リピーター客やホテルの会員を対象に、フロントで会員カードの提示や口頭で氏名・電話番号などを告げる事で、顧客システムに登録されている情報を用いることによって、宿泊カードの記入が省略できるもの。
「自動チェックイン機」が設置されているホテルでは、係員と応対することなくチェックインと前金の支払が完了するものもある。

チェックアウト

時刻
チェックアウトの時刻(チェックアウトすべき刻限)はホテルにより異なる。世界的に見て11時前後にチェックアウト時刻を設定しているホテルが多い[18]。決められた時刻までにチェックアウトしないと「レイト・チェックアウト」(遅いチェックアウト)となる。超過時間によって追加料金の支払が必要。なお、会員組織や提携カードに入会すると、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトの料金が無料となるホテルも多い。
クイックチェックアウト
いくつか方式がある。
  • (前金式のビジネスホテルで追加料金が無い場合に)フロントに出向かずに、ロビー(フロント周辺)に置かれている受け箱にルームキーを投函する事でチェックアウトが完了するもの。カードキー方式のホテルでは「自動チェックアウト機」(精算機能なし)も設置されている。
  • (シティホテル・ビジネスホテルチェーンなど)「自動チェックイン / アウト機」にカードキーを投入すると、自動で料金が計算され、自動精算機で精算を行うとチェックアウトも完了する。
  • (一部のシティホテル)チェックイン時にクレジットカードのインプリント(金額空欄の売上票)が作成されている場合、必要書類に署名をしてキーと共にフロントに提出するだけで、チェックアウトできる。料金は後日クレジットカードに請求される。

各国の法制度


イギリス

ロンドンでは建物用途に応じた防火、耐火、給排水、省エネ等に関する建築基準があり、宿泊施設の新築・増改築、宿泊施設への建物の使用目的の変更には自治体の事前許可が必要である[19]

フランス

パリでは都市計画の観点から建築や事業用途変更等には許認可が必要であるほか、ホテルは公衆受入施設にあたるため構造・避難設備・消火設備など建物内の安全性に係る基準を満たす必要がある[19]

日本

日本では、外観・内装や接客が和風の旅館だけでなく、洋式ホテルも旅館業法の規制を受ける[20]

一方で、大型のものでは、会議場やパーティー宴会場、結婚式場プールなどを備え、政府レベルの国際会議が開かれることもある大型ホテルがあり、他方でトレーラーハウスキャンピングカー駐車場に並べたような仮設ホテルまで様々ある[21]

ホテル営業

日本の法令上は旅館業法(昭和23年7月12日法律第138号)に規定する「旅館業」に規定される営業の一種であり(旅館業法2条1項)、「洋式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業で、簡易宿所営業及び下宿営業以外のもの」を行う施設を指す(旅館業法2条2項)。旅館業法のホテル営業は客室の形式は、洋式の宿泊施設でありベッドを備えた洋室の個室が基本となる。

ホテル営業を含め旅館業を経営しようとする者は、都道府県知事(保健所を設置する市又は特別区では市長又は区長)の許可を受ける必要がある(旅館業法3条1項)。許可を受ける際には申請書に営業の種別(旅館業法上のホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業、下宿営業の種別)を記載しなければならないが、これとは別に営業施設の名称も記載することとなっている(旅館業法施行規則1条)。この営業施設の名称については原則として経営者が申請の際に自由に設定できるため、旅館業法上の営業の種別と営業施設の名称とは一致しない場合もある(営業の種別についてホテル営業として申請しているが営業施設の名称に「旅館」を名乗っている場合、それとは反対に営業の種別につき旅館営業や簡易宿所営業として申請しているが営業施設の名称としては「ホテル」を名乗っている場合など)。なお、都道府県知事の許可の際の構造設備の基準など法令の適用については、営業施設の名称にかかわらず経営者の申請した営業の種別にしたがってなされることになる。

ホテルの営業時間や料金の支払い、暴力団関係者の宿泊拒否に関する事項等、ホテルと宿泊者との間の取り決めについては、宿泊施設側が宿泊約款を策定[22] し、対応している場合がほとんどである。

構造設備の基準

ホテル営業の施設の構造設備の基準については、旅館業法施行令で次のように定められている(旅館業法施行令1条1項)。

  1. 客室の数は、10室以上であること。
  2. 洋式の構造設備による客室は、次の要件を満たすものであること。
    1. 一客室の床面積は、9平方メートル以上であること。
    2. 寝具は、洋式のものであること。
    3. 出入口及び窓は、鍵をかけることができるものであること。
    4. 出入口及び窓を除き、客室と他の客室、廊下等との境は、壁造りであること。
  3. 和式の構造設備による客室は、旅館業法施行令第1条第2項第2号に該当するものであること(和式の構造設備による客室の床面積は、それぞれ7平方メートル以上であること)。
  4. 宿泊しようとする者との面接に適する玄関帳場その他これに類する設備を有すること。
  5. 適当な換気採光照明、防湿及び排水の設備を有すること。
  6. 宿泊者の需要を満たすことができる適当な数の洋式浴室又はシャワー室を有すること。
  7. 宿泊者の需要を満たすことができる適当な規模の洗面設備を有すること。
  8. 当該施設の規模に応じた適当な暖房の設備があること。
  9. 便所は、水洗式であり、かつ、座便式のものがあり、共同用のものにあっては、男子用及び女子用の区分があること。
  10. 当該施設の設置場所が学校等の敷地(これらの用に供するものと決定した土地を含む)の周囲おおむね100メートルの区域内にある場合には、当該学校等から客室又は客にダンスもしくは射幸心をそそるおそれがある遊技をさせるホールその他の設備の内部を見とおすことをさえぎることができる設備を有すること。
  11. その他都道府県が条例で定める構造設備の基準に適合すること。

用途規制

建築基準法による用途規制により、ホテルは第一種住居地域(用途に供する部分が3000平方メートル以下に限る)、第二種住居地域準住居地域近隣商業地域商業地域準工業地域でのみ設置できる。

ホテルの経営


ホテル経営の用語

所有・経営・運営

ホテルの不動産・設備の所有、経営、運営の主体と契約に関しては、主に以下のような方式がある[23]。日本では所有と運営が一体の場合も多いが、海外は所有と運営の分離が一般的である。

主要ホテルグループ


国際チェーン

ホテル加盟組織

日本

シティホテル中心

以上の3社は「ホテル御三家」。

ビジネスホテル中心

リゾートホテル中心

ホテルの客好感度調査


2014年10月26日付の中国旅游新聞網によると、旅行会社エクスペディアヨーロッパ12か国に対する調査で、最も歓迎する観光客は日本人で2位はアメリカ人スイス人と続き、逆に歓迎されないのはフランス人インド人中国人中華人民共和国)だった。特に日本人はチェックアウト時の部屋の状態の良さや礼儀正しさ、好奇心、現地の習慣を理解しているなどの点で観光客の模範であるとされた。調査によると、かつては無遠慮、がさつ、やかましいなどの点で評価の低かった米国人マナーが改善され、優秀な観光客と評価され、フランス人、中国人、ドイツ人はケチな観光客と評された。またファッションセンスの良さで評価されたのは、フランス人、イタリア人スペイン人で、身だしなみに気を使わない印象を与えたのは、旅での動きやすさや快適さを重視するドイツ人、イギリス人、アメリカ人だった[24][25]

ホテルを扱った作品


小説

漫画

TV

映画

舞台作品

その他


脚注


[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ フランス語は「h」を決して発音しないのでhôtelは「オテル」と発音する
  2. ^ a b An establishment providing accommodation, meals, and other services for travellers and tourists.
  3. ^ ただ、近年では、カテゴリーの間を埋めるようなさまざまな施設もあり、境界がはっきりしない場合もある
  4. ^ (米国の)ビジネスホテルは、エグゼクティブの使用を前提としたホテルを指すケースが一般的で(ビジネスクラスと同義)、広々とした部屋に会議室等のビジネス設備や、フィットネスクラブなどが併設されているケースが多く、日本におけるシティホテルに相当。[要出典]
  5. ^ 香港台湾韓国など他の一部のアジア諸国にも日本のラブホテルを模倣したものが現れた。
  6. ^ 日本国内では日本国際ギデオン協会の協力による、聖書普及を目的とした無料配布
  7. ^ 日本国内では仏教伝道協会が配布する『仏教聖典』。上記聖書とセットで置かれている事が多い

出典

  1. ^ 星で分かるフランス・ホテルの選び方
  2. ^ A European common hotel classification.
  3. ^ a b c d e ホテルのタイプ 地球の歩き方 2017年4月3日閲覧
  4. ^ a b c d シティホテル トラベル用語集 x-memory 2017年4月3日閲覧
  5. ^ ビジネスホテル トラベル用語集 x-memory 2017年4月3日閲覧
  6. ^ 東京YMCA国際ホテル専門学校「ビジネスホテルとシティホテルの違いとは?」
  7. ^ 観光ホテル トラベル用語集 x-memory 2017年4月3日閲覧
  8. ^ リゾ-トホテル トラベル用語集 x-memory 2017年4月3日閲覧
  9. ^ カプセルホテル トラベル用語集 x-memory 2017年4月3日閲覧
  10. ^ a b c d e f g h i j 部屋のタイプ 地球の歩き方 2017年4月3日閲覧
  11. ^ a b c 客室の設備 地球の歩き方 2017年4月3日閲覧
  12. ^ スマートキー搭載公式アプリで宿泊客を待たせない - 相鉄フレッサイン - マイナビニュース・2018年2月23日
  13. ^ http://enpota.com
  14. ^ http://www.sofnetjapan.com/
  15. ^ アーカイブされたコピー ”. 2006年2月5日時点のオリジナル [リンク切れ]よりアーカイブ。2006年2月3日閲覧。
  16. ^ a b ホテルでも酒類提供禁止で部屋飲み増加!?【客室への持ち込み】はNGか? - Yahoo!ニュース個人(瀧澤信秋)・2021年5月6日
  17. ^ ホテルにお酒や食事の持ち込みはできる? - 相鉄フレッサイン・2020年8月25日
  18. ^ 7things not to do
  19. ^ a b 諸外国における規制等の事例について 国土交通省 2017年4月3日閲覧
  20. ^ 旅館業法概要 厚生労働省(2018年7月11日閲覧)
  21. ^ 「広がる仮設ホテル/安価なトレーラー▼キャンピングカー/訪日客急増、柔軟に対応」『日経MJ』2018年7月2日(観光・インバウンド面)
  22. ^ モデル宿泊約款 ”. 国土交通省 (2011年9月1日). 2018年3月17日閲覧。
  23. ^ 今さら聞けない!? ホテル・レストラン業界の基本用語Vol.16 HOTERES 2010.6.25
  24. ^ Yahoo!ニュース 「欧州のホテルが最も歓迎する観光客は?ワースト3はフランス、インド、中国本土―中国メディア」XINHUA.JP 10月27日(月)12時5分配信 Archived 2014年12月30日, at the Wayback Machine.[リンク切れ]
  25. ^ Focus-Asia 「欧州のホテルが最も歓迎する観光客は?ワースト3はフランス、インド、中国本土―中国メディア」
  26. ^ 旨い地ビールを!オーストラリア・パブ入門 ”. ALL ABOUT. 2020年4月29日閲覧。

参考文献


関連項目


外部リンク











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データム: 06.05.2022 12:24:43 CEST

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